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八月のシンデレラナイン(ハチナイ) 6話 感想&考察!生まれた”言葉にならない関係”が最高!

第6話「これからの私たち」

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ー最高にかっこいい、「わたしたち」になるんだ…(智恵

 

ここにきて大化けしやがった…!ただでさえ面白いエピソードに拍車がかかって何とも言えない気持ちになります。青春物語、最高!

というわけで、八月のシンデレラナイン(ハチナイ)第6話「これからの私たち」の感想・考察記事になります。6話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作ゲーム未プレイです。ご了承を)

ハチナイ 6話のあらすじ・ネタバレ

翼と智恵は受験時代から2人で勉強してきました。野球の練習中、翼はもちろん、茜もフライを捕るなど上達が見られますが、智恵はノックでエラーをしてしまいます。

翌日の練習で、時間通りにグラウンドに向かった智恵は皆がもう練習しているのを見ます。テスト期間も自主練をしようとする智恵に、翼は「焦らなくても大丈夫」と伝えます。

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テスト期間になり、智恵は翼に内緒で偶然出会った神宮寺と自主練を始めます。良美からこのことを聞いた翼は、何も言ってくれなかった智恵に怒ります。

智恵は「甘やかすなら親友をやめる」と伝え、その場を去ってしまいます。翌日から2人は気まずくなり、翼は放課後に神宮寺から「必要なのは”戦友だ”」と言われます。

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仲が戻らない2人を見かね、良美の提案で互いの”果たし状”を作ります。

再会した2人は近況を語り合い、智恵は「もっとうまくなりたいから”親友”じゃいられない」と伝え、翼のための作ったテスト勉強のノートを渡します。

溢れる文字に、翼の涙は止まりません。思いをぶつけ、2人は抱き合って。彼女らは「親友」でも「戦友」でもない、「わたしたち」という関係になったのでしたー

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以上です。

6話の感想と考察

茜がフライを捕ったあああ!とか色々書きたいことはあるのですが、それが霞むほどの素晴らしい翼&智恵の世界が広がっていました。ハチナイ、素晴らしすぎる。

壊れかけた2人、言葉にならない関係

何といっても6話の見どころは、翼と智恵のすれ違いから新しい関係ができるまでの流れです。

 

まず、翼が智恵に「甘く」接していたのは決して意図があったからではありません(=無意識の行動)。

アバンで原子記号を言い合いながらキャッチボールをしているとき、龍は智恵に対して「甘やかし過ぎじゃない?」と発言しています。

つまり、これまでの翼と智恵にとって、互いが互いを甘やかすことは当たり前のことでした。

その証拠に、智恵が練習に参加した際に、既に全員が集まっているシーンがありましたが、あのとき智恵は翼のためのノートを1人で作成しています。

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「甘やかさないで!」と言っている智恵が、誰よりも翼のことを「甘やかしている」んですね。これまでの2人の関係性がしっかりと読み取れます。

最終的には、智恵も「お互いに甘えていたね」と翼に告げています。

 

翼にとって智恵を「甘やかす」という当たり前のことに、智恵が反発したことはただただ驚きだったと思います。

翼は楽しく野球がしたくて、智恵は翼と同じステージに立ちたいからもっと上達したいというギャップ。突如生まれたそのギャップにとまどうのは仕方のないことです。

上達するには、甘えを捨ててこれまでの関係とは違う2人にならないといけない…というのが言葉にならなかった智恵の思いです。

 

神宮寺と練習をするシーンで翼が怒りだしたのが、少し急な演出のようにも見えますが、それは翼と智恵が積み重ねてきた時間が感じられる素敵な描写だったと思います。

まずは自分に相談してほしかった翼と、翼のために上達したいのだから、翼にはそのことを伝えられない智恵のすれ違いがこれでもか!というぐらい映し出されています。

 

2人っきりのグラウンドで、翼は「それが”甘さ”なら甘くていいよ!それでも私はともっちのこと…」と叫びます。

チームメイトとしてやっていくのだから親友のままではいられないけど、戦友でもない。それでもこれまでの関係性は決して崩れるわけでも無くて

彼女らが語った

「わたしたち」という存在は、もう他の誰にも邪魔できない存在

です。2人にしかわからない、言葉で定義なんてできない関係になったあのシーンは、雲が動いて晴れ渡った空のようにとても美しいものでした。

 

で、最後に。智恵のポジションはセカンドで、翼のポジションはショートです。野球で言うセカンド・ショートは守備の要で、最もコンビネーションが重視されます。

6話は親友である2人が”言葉にならない何か”に変わったことだけではなくチームとして力が底上げされたことも描いていたのではないでしょうか。

衝動的な思いが溢れたバッティングセンター

翼と智恵の直接的なやり取り以外に好きなシーンが、翼が1人でバッティングセンターに向かったシーンです。

智恵とのすれ違いが進行していく中で訪れたバッティングセンター。翼の打撃練習をする際、彼女の制服や登校用の靴が描かれます。

これらは、運動をするには、全くもって不向きの格好です。

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テスト期間だからというのはもちろんですが、いてもたってもいられなくなった思いを発散しようと衝動的にバッティングセンターに向かった翼の心情が痛いほど伝わってきます。

 

翼が智恵と「親友」であることをこだわる理由の1つとして、翼の本当の心情をぶつけられる相手が、智恵しかいないからでは?ということが挙げられます。

こう考えると、最後の翼が泣きながら言ったセリフにも繋がります。

「楽しいことがあっても私に話したくならないの?悲しい顔してたら心配になるし、困ってたら助けたくならないの?私は…無理だよ!

 

全ての感情や、自分の心の奥底にある”本当の思い”は、智恵にしかぶつかれられないー。その智恵と喧嘩をしてしまった翼が、苦しい思いをぶつけられる場所はもう野球しかありません。

以前に、龍との打撃勝負?の際には当たった「HR」の的に当たらないあたり(神宮寺はばっちり決めています)、彼女の悩みが深く、プレイにも影響していることが分かります。

バッティングセンターの格好や、行動からも上手に心情描写がなされていますね。

「果たし状」と「ノート」の筆跡

今回の果たし状は良美によって用意されたものでした。

高校受験も2人で勉強してきた翼と智恵。翼は智恵のノートを何度も見ているでしょうし、智恵は翼の採点などで何度も彼女の文字を見ているはずです。

普通に考えれば、第三者が書いた「果たし状」の筆跡が相手のものではないことに気が付くはずです。

 

それでも集まった2人。理由は

〇筆跡に注意が向かないほど、精神的に参っていた
〇筆跡には気が付いたけど、2人が一緒になるきっかけを求めていた

のどちらかぐらいでしょうか。

いずれにしても、もう2人のだけの力では動き出せない状況にあった彼女らを救った良美先輩のファインプレーでしたね!

この部分の描写は、翼・智恵という2人の関係の外に、”仲間”として多くのチームメイトがいることを強調しているシーンでしたね。

それぞれのキャラに感じる「特徴」を見逃すな!~表情と身体の向きと~

あくまでも、智恵メインの回でしたが、よく見ると各キャラの性格や関係性を知ることができるシーンが散りばめられていました。

まずは、部室で良美が「こういうときは…拳だ!」と言った場面。

残りの1年生メンバーはぽかんとした表情を浮かべていますが、彼女との付き合いが長いであろうあおいだけは嬉しそうな表情を浮かべているんですね。

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1人だけ、良美の言っていることを理解しているようなあおいの表情に、彼女らの仲の良さや付き合いの長さを感じ取ることができる一場面でした。

 

もう1つは、翼と智恵が抱き合っている場面での、外野陣の表情。作中でも”クール”っぽく描かれている龍と和香はそっぽを向いてしまいます。

「飽きちゃった…」ぐらいの心情だったのかも知れませんが、個人的には直視することが恥ずかしくなったからなのかな、と思っています。

「あーもうやってられないわね」とか言いながら、実は表情が緩んで赤面しているのかな…と思うとニヤニヤが止まりませんw

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興味津々な他のメンバーとの対比がすごいですね。これは早いところ茜さんに龍さんをもっと恥ずかしがらせてもらわなければ…!

綾香は下を向いて何かを記している(記録している?)ように見えるのも面白いです。

ふとした場面でメインではないキャラの関係性や性格を表現してくれているので、細かな部分まで目が離せません。

アニメ「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」6話感想まとめと7話に向けて

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というわけで、八月のシンデレラナイン(ハチナイ)第6話の感想・考察でした。

重ね重ねですが、本当に素晴らしいエピソードでした!

ここからキャラクターの掘り下げ回が始まっていくのでしょうか。練習・試合とマッチさせてどう描いてくれるのかとても楽しみです。

次回第7話は「笑顔の迷子」です。それでは、この辺で。